ファイル共有ソフトとは、インターネットで不特定多数の利用者とファイルをやり取りするためのソフトウェア。
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利用者数(ノード数)推移
2012年-2015年
「計測日毎の利用者数から、 現在(2015年)でもおよそ15万人前後のユーザが、未だにこうしたP2Pファイル共有ソフトを定期的に利用しているものと推測されます。昨年と比べると、逮捕・検挙者が多かったShareをはじめ利用者数(15万~20万人と推定)は減少しているものの、未だに多くの利用者がいることが分かりました。」
2015年
Winny 約4万5千人
Perfect Dark 約4万5千人
Share 3万人弱
ネットエージェント調べ
出典 ネットエージェント 2015年1月
http://www.netagent.co.jp/product/p2p/report/201501/01.html
2007年-2013年
ACCS調べ
出典 ITmediaニュース 2013年02月25日
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1302/25/news060.html
2003年
株式会社ネットアーク調べ
WinnyとWinMXの利用者数が調査開始2カ月で56万ノードを超える。
「同社のP2Pノードの自動探索システム「P2P FINDER」の稼動状況を発表し、8月1日時点で「Winny」と「WinMX」の利用者数が561,459ノードに達したと報告した。
P2P FINDERはネットアークが独自開発したシステムで、現在国内のP2Pファイル交換ソフトであるWinnyとWinMXを対象に自動的にノードを探索するものだ。調査方法には、P2Pのキーワード検索を擬似的に行なうソフトウェアを利用して、実際にノードと通信してノード数を集計する方法と、P2Pファイル交換でもっともよく流通するファイルのダミーを実際に公開し、アクセスを試みてきたノードを集計する方法の2種類の手法を用いて行なっている。
現在のP2P FINDERのサーバー台数では、インターネット全体のノード数を一度の調査で計測することはできないため、調査対象の範囲を区切りながら調査を行なっている。しかし、今後サーバー台数を増やせば、理論的にはインターネット全体をリアルタイムで調査することも可能だという。調査は6月3日から開始されており、8月1日に発表された最新の情報では、利用者が561,459ノードに達した。松本氏は、「調査範囲がどんどん広がっているので、発見されるノード数もうなぎ上りに増加している。2カ月後の調査結果では100万ノードは超えるだろう」と予測している。 」
出典 INTERNET Watch 2003/08/04
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/08/04/30.html
検挙・逮捕者が利用していたP2P
2014年
・逮捕・検挙に至った、P2Pファイル共有ソフトウェアを利用した違法行為の比率は、Shareの利用によるものが約50%。
・Share、Cabos、emuleの逮捕者で全体の約80%。
出典 ネットエージェント 2015年1月
http://www.netagent.co.jp/product/p2p/report/201501/01.html
検挙・逮捕者の年齢層
2014年
50代 3%
40代 28%
30代 41%
20代 28%
2013年
50代 4%
40代 34%
30代 44%
20代 16%
10代 2%
出典 ネットエージェント 2015年1月
http://www.netagent.co.jp/product/p2p/report/201501/01.html
逮捕種別
2014年
・著作権侵害、著作権法違反が最も多い。
・児童ポルノ所持による摘発が本格化の兆し。児童ポルノ禁止法違反の逮捕、検挙された利用者の割合が、2013年の15%から28%にほぼ倍増。
「これは、2014年6月18日参議院本会議において、児童ポルノ禁止法改正法案が可決、成立し7月15日から施行されたことで、児童ポルノ禁止法違反による摘発を強化したためであると考えられます。これまで諸外国から児童ポルノ天国と言われてきた日本ですが、2012年にはサイバー犯罪条約を正式に批准し、児童ポルノ、著作権問題を含めた国際的なサイバー犯罪に対する取り組み、協力体制についても確立されてきていることからも、今後ますます児童ポルノおよび著作権法違反の摘発は厳しくなっていくことが予想されます。」
出典 ネットエージェント 2015年1月
http://www.netagent.co.jp/product/p2p/report/201501/01.html