司法試験 勉強時間 勉強法 弁護士

 

大平光代(1965年-) 弁護士

いじめを苦に中学二年生で割腹自殺をはかる。自暴自棄になり、14歳の時に暴走族に入り、16歳の時に暴力団の世界に入る。組の人間に認めてもらいたいという思いから、彫り師に頼み“観音様に蛇”の刺青を入れる。その年に組長と結婚し、その後離婚。21歳の時に組を離れて大阪・北新地のクラブでホステスとして働き始める。1988年春、転落の一途をたどっていた彼女は「おっちゃん(父親の友人でのちに養父となる大平浩三郎)」に出会い過去を断ち切り立ち直る決意をする。
1988年 宅建試験合格(23歳) 勉強3カ月
1989年 司法書士不合格 勉強半年
1990年 司法書士合格
1992年 近畿大学法学部通信教育課程に入学(26歳) ※27歳になる年
1994年 1年間の猛勉強の末、司法試験に合格。

宅建試験時
・人生をやり直そうとして就職先を探したが、中卒で資格もないから面接すらしてもらえなかった。そこで、テレビで知った宅地建物取引主任者の資格取得に向け勉強を始める。最初は机の前に5分と座っていられなかった。とにかく座る姿勢を体に覚え込ませようと、椅子に足を縛った。1時間から始め、トイレも行かずに5、6時間机に向かっていられるようになるまで、毎日縛り続けた。気が散るのを防ぐため、勉強に必要なもの以外は、机の周りから徹底的に排除した。
https://www.cube108.jp/blog/post/2477
・そのうち勉強のコツというものがなんとなくわかってきた。メリハリが大切で、理解しなければならない科目と、理解までする必要はなく直前に暗記をすればよい科目があるということ。必死になって覚えたことでも時間がたてば忘れるのは当たり前で、試験の当日に思い出せるように、直前に見ることのできるものを残すのが勉強であるということ…など、自分なりに合格するためのポイントというのを吸収していった。

司法試験時
・司法試験に合格することを楽しみにしてくれている父と、目の前で必死に涙をこらえている母のためにも、父が生きている間に絶対に合格しなければならない。(※父親が癌になった) これまでの親不孝の償いに…と心に誓った。私は、趣味や楽しみは全部捨て、”翌年に絶対合格する”ということだけを考えて死にものぐるいで勉強した。
自宅で睡眠をとる以外は勉強をしているという状態だった。朝八時に起床。顔を洗ったあと、朝食の用意をする。その間、基本書の重要なところを朗読したテープをヘッドホンステレオで聞く。私は内容を頭に叩き込むために、基本書を読むときは声を出して読んでいたので、(中略)基本書を読むたびに録音するようになった。
・論文試験の勉強は、基本書を読むことの他、本試験の直前に見ることのできる自分なりの論証ノートを作ることが中心だった。毎日毎日6~7時間は文字を書いている。そのうち右手に痛みが走るようになった。手を休める間もなく書き続けたので腱鞘炎になってしまった。
ただ、どんなに遅くても毎晩十時には眠ることに決めていた。子供のころからよく寝る方だったせいかもしれないが、1日十時間睡眠をとらなければ頭がすっきりせず、勉強に集中できなかった。そして眠っている時間以外はすべて、勉強していた。とにかく、合格したい、絶対に合格したい!と毎日思い、来年に合格することだけを考えた。
・試験まであとわずか、自宅にこもって一心不乱に勉強した徹夜もした。もう…時間がない…。
・論文まであと二カ月や、頑張ろう。私はさらに気合を入れ勉強した。わからないと言ってすねている時間も、いらいらするからといって息抜きしている時間もない。

・今から十一年前、もう一度人生をやり直そうと決心した私に、大平さんはある言葉を贈ってくれた。
「今こそ出発点
人生とは毎日が訓練である わたくし自身の訓練の場である 失敗もできる訓練の場である 生きているを喜ぶ訓練の場である
今この幸せを喜ぶこともなく いつどこで幸せになれるか この喜びをもとに全力で進めよう
わたくし自身の将来は 今この瞬間ここにある 今ここで頑張らずいつ頑張る
京都大仙院 尾関宗園」
今こそ出発点― ときには壁に貼り、ときには手に取って、何度も何度も読み返した。手垢でぼろぼろになったそれを、今でも、大切にしまってある。
この言葉を送られてから九年後、私は弁護士になった。

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大窪和久(1975年-) 弁護士

早稲田法学部

大学を卒業してから、3年間1日13時間勉強する。五度目に合格。

柴田孝之(1972年-) 弁護士

1995年、東京大学法学部卒業。同年に22歳で司法試験に二次試験一発合格する。 

朝5時に起き、5時5分に机についた。※大学受験時
『東京大学機械的合格法』

宇都宮健児(1946年-) 弁護士

東大法学部中退
多重債務問題、消費者金融問題の専門家。宮部みゆきの多重債務問題をテーマにした作品『火車』に登場する弁護士のモデルにもなっている。

・大学3年生秋から弁護士を目指し週100時間勉強する。翌秋、司法試験に受かる。
※1日平均14時間17分
『朝日新聞2005年4月9日』
・弁護士になって30年以上経ちますが、最初から弁護士を目指していたわけじゃないんですね。弁護士という仕事は大学に入ってから初めてその存在を知ったくらいですから(笑)。

父は復員軍人で、傷痍軍人であった。他人の畑を借りて、芋や麦をつくったり、伝馬船で一本釣りをする半農半漁の貧しい家で育った。一家は、宇都宮さんが小学校3年生の時に、大分県国東半島に開拓農家として入植した。父は、朝まだ星がまたたく3時か4時から、日がとっぷり暮れるまで大地に向かい、森を切り拓いて畑を広げていった。
健児少年は、家族を楽にするにはどうするかを考えた。当時、最高の給料をもらっていたのは、プロ野球選手。長嶋茂雄は、2000万円の契約金をもらったことが話題になっていた。そうだ、プロ野球選手になろう。しかし、からだが小さかったため、野球選手は無理だった。次に考え付いたのは、東大に入ること。いい大学に入れば、官僚か大企業に入れる。そう思って、がむしゃらに勉強した。見事合格する。そして、東大法学部在学中に、週100時間の勉強の結果、司法試験に合格。大学は中退し、弁護士になった。
『反貧困 半生の記』 宇都宮健児
https://ameblo.jp/hiko1956/entry-11419629329.html

宇都宮健児
「それまでは、いかに貧乏から脱出するかがテーマで、早く大蔵省とか通産省などの官僚、あるいは大企業の幹部になってリッチになるということを目標にしてたんだけど、駒場寮で学生運動、社会問題に初めて接することによって、どう生きるか、何のために学問するのかってことをだんだん考えるようになったんですね。そこがまず最初の転換点でしたね。よく寮で仲間と酒を飲みつつ徹夜で議論したりする中で、だんだん自分自身が学んだことをどういうふうに社会のために生かすのかということを考えるようになった。いろいろ話をする中で、どうも世の中には貧しい人がたくさんいる、東京にも山谷のようなところがあるしね。また考えてみたら私のいとことかはとこは、中卒でみんな働いている。集団就職でね。周りの開拓農家はみんな貧しいわけですよ。そんな中、私の家だけ豊かになったとしても、それでいいのかというような疑問ですね。だからやはり学んだことを、自分だけのためじゃなくて、自分の周りの同じような貧しい人びとのために役立てるのが、人間として筋じゃないかとかね、そういうことをだんだん考えるようになったんです。じゃあどういうところに行ったらいいんだって考えたときに、やっぱり官庁とか企業とか、どうもそういうもんじゃないぞと。考えてみたら、大企業に入ったら、大組織の中に組み込まれちゃうわけですよね。ひたすら利益を追求するために。そういうのは非常に窮屈なような気がした。でも仲間の中に弁護士を目指す人がいて、その話を聞くと、弁護士は非常に自由であり、自分が学んだ法律の知識を人のために役立てることが可能なんじゃないかとだんだん思えてきて、それで弁護士を目指して司法試験の勉強をするようになったんです。」
勉強は東大受験のときの10倍くらいはやりましたね。1週間に100時間くらい勉強してました。そのため体重が7、8キロ落ちて、良かった視力が落ちてメガネをかけるようになりました。そこまで頑張れたバックボーンになったのは、父親の働いている姿でした。朝3時4時に起きて、夜の8時9時まで働くと。文句も言わずに黙々とね。それに比べれば勉強なんか簡単なことなんですよ。せいぜい体重が減って視力が落ちるくらい。それで死ぬことはないですからね。また、ウチは貧乏でしたから、一発で合格しなきゃならなかった。親に迷惑はかけられないから。司法試験を受ける人の中には5回も6回もだらだらやってるのもいるけど、うちはそんな経済的余裕なんてないですからね。受けるなら一回で受からないかんと。それで受からなきゃ司法試験はすぱっとやめて、他の道に行くしかないと思ってた。だから背水の陣。人間、そういうのは重要ですよ、だらだらやっててもしょうがないですからね。」
人材バンクネット 2006.4.3 http://www.jinzai-bank.net/edit/info.cfm/tm/032/

鬼頭政人(1981年-) 弁護士

開成中学、開成高校。東京大学文科1類(法学部)に現役合格。司法試験に一発で合格。

僕が司法試験を勉強していた時のピークが大体(週)100時間くらいじゃないかと思います。もうそれ以上やると結構続かなくなるので、体力的に。
https://www.youtube.com/watch?v=SLHbEwb37-I

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