競艇 ボートレーサーの年収・収入 生涯獲得賞金

 

競艇(きょうてい)は、競輪・競馬・オートレースと並ぶ公営競技の1つで、 プロの選手達によって行われるモーターボート競技かつギャンブルである。

競艇 ボートレーサーの年収・生涯獲得賞金
gigazine.net/news/20070607_speed_photo/

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待遇

ボートレーサーの収入には、着順による賞金のほか、日当、宿泊費、交通費などの各種手当てがある。クラスが上位の選手ほど、レースに出場する機会も増え、賞金の高いレースに出場できる。また、レースに関係する怪我でやむを得ず出場ができない際には保障が適用される。

貸与・支給されるもの

  • レース場までの交通費、宿泊費 [※支給]
  • 通勤着(ジャージ・スーツ) [※貸与]
  • ボート、モーター ※出場するレース場にて現地で貸与
  • 出場するレースの6色ユニフォーム ※出場するレース場にて現地で貸与

出典 BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
www.boatrace.jp/racerbosyu/about_racer/treatment.html

選手寿命 年齢分布

平均デビュー年齢 22.0歳
平均年齢     36.6歳
平均引退年齢   51.3歳

http://www.boatrace.jp/racerbosyu/about_racer/index.html

ボートレーサーの年齢分布 (2015年)

20代  28%
30代  32.8%
40代  29.6%
50代  7.9%
60歳以上 1.5%

競艇 ボートレーサーの年齢分布

加齢によって視力・体力の衰え以外にも減量が厳しくなってくる事から、40代後半から50代で多くの選手が引退する。ただし、男性選手については還暦を超えて現役を続けている者も2012年現在では10人以上存在している。

現役生活56年 最古参ボートレーサー 加藤峻二選手(73歳)が引退。※現役最年長記録
加藤峻二(かとうしゅんじ、1942年-) 1959年にデビュー、70代前半まで現役で活躍していた大ベテラン選手。2015年に引退。
www.boatrace.jp/news/2015/05/052818.php

年収 選手数 男女比

2013年

  • 平均年収 1600万円
  • ボートレーサーは全国で約1600人
  • 約1割が女子選手 約190人(※2014年)

各階級によるボートレーサーの平均年収 (2013年)

約1600人いるレーサーには、その勝率によって「A1」「A2」「B1」「B2」の4段階の階級に分けられている。
最上級はA1級で、全レーサー数の上位20%ほど。

階級 平均年収 選手数
A1級 約3300万円 320人
A2級 約1800万円 320人
B1級 約1100万円 700人
B2級 約500万円 250人

他のプロスポーツの年収

プロ野球   約3,600万円
オートレース 約1,400万円
競馬     約1,000万円

一般の男性会社員 約668万円 (平均40.9歳)
※従業員5,000人以上の企業
出典:国税庁「平成21年分 民間給与実態統計調査」

トップレーサーになると1億円以上を獲得し、中には2億円を超える選手も。過去の 年間最高獲得賞金は植木通彦・元選手の2億8,393万円 (2002年)

http://www.boatrace.jp/racerbosyu/about_racer/index.html
http://www.boatrace-pr.jp/pr/pdf/propel_009.pdf

2013年度の獲得賞金額ランキングでは5位までが1億円以上。

1位は池田浩二 1億9823万3000円。女性の獲得賞金額のトップは、平山智加 5267万4000円。

松井繁、生涯獲得賞金

選手寿命が長い分、生涯賃金も非常に高く、艇界の王者といわれている松井繁(まついしげる 1969年-)は2017年時点で36億円を超えている。

松井繁の生涯獲得賞金
2016年 35億円突破
2017年 36億円突破 ※松井48歳

www.nikkansports.com/public_race/news/1731760.html
www.nikkansports.com/public_race/news/201711170000249.html

生涯獲得賞金ベスト3 (2012年1月時点)

1 松井繁 30億3,236万円
2 今村豊 25億9,162万円
3 植木通彦 22億6,186万円(2007年引退)

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